ハイブランドのピラミッドで見るブランド序列。エルメスが頂点の理由とシャネル・ヴィトンの格付け

ハイブランドのピラミッドとは、ブランドが持つ歴史や格式、価格帯といった要素から、市場の中で自然に形成された暗黙の序列のことです。

「なぜブランドに階級があるの?」「エルメスが頂点なのはなぜ?」「シャネルとルイ・ヴィトンはどちらが格上?」そんな疑問を抱いたことはありませんか。

この格付けは、誰かが公式に決めたものではありませんが、多くのファッション好きが共有している一つの「地図」のようなものです。

この記事では、そんなハイブランドのピラミッドの全体像を、階級別のブランド一覧とともに図解でわかりやすく紹介します。

あなたの好きなブランドがどの位置にいるのかを知ることで、ファッションの世界がもっと面白くなるはずです。

この記事のポイント
  • ハイブランドのピラミッド(序列)の全体像
  • 階級別のブランド一覧と格付けの理由
  • エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトンの位置付け
  • メンズ・レディース・時計などジャンル別の序列
  • 2024年最新のピラミッドの動向と注目ブランド
目次

ハイブランドのピラミッドを徹底解剖!階級別のブランド一覧

そもそもハイブランドの「定義」とは

実は、ハイブランドという言葉に明確な定義はありません。しかし、一般的には「歴史」「品質」「価格」「ブランドイメージ」といった複数の要素を高いレベルで満たしているブランドが、そう呼ばれています。

まず、長い歴史の中で培われた伝統や、創業者の哲学がブランドの根幹にあることが重要です。次に、最高の素材を使い、熟練の職人技によって生み出される圧倒的な品質の高さが求められます。当然、価格帯も高価であり、誰もが気軽に手に入れられるものではありません。

そして何より大切なのが、これらの要素から生まれる、高級感やステータスといった、確立された「ブランドイメージ」です。ただ値段が高いだけではハイブランドとは言えず、その背景にある物語や世界観が、人々を惹きつけ、憧れの対象とさせるのです。

これらの要素が複雑に絡み合い、総合的に評価された一握りのブランドだけが、「ハイブランド」という特別な称号を得ることができます。

なぜブランドに「格付け」や「階級」が存在するのか

ブランドの世界に存在する「格付け」や「階級」は、ブランド自身が公式に発表しているものではありません。これは、長い年月をかけて、消費者や市場の評価によって自然に形成された、いわば暗黙の序列のようなものです。

この格付けが生まれる背景には、いくつかの要因があります。最も大きな要素は、ブランドが持つ「歴史の長さ」と「格式」です。何世代にもわたって愛されてきた歴史や、王室御用達に選ばれたといった実績は、ブランドの格を大きく左右します。

また、製品の「価格帯」や「希少性」も重要な基準です。平均的な価格が高く、お金を出してもすぐには手に入らないようなアイテム(例えばエルメスのバーキンなど)が存在するブランドは、自然と序列の上位に位置付けられます。

さらに、どのような「顧客層」に支持されているかも影響します。世界的なセレブリティや富裕層が愛用しているという事実は、ブランドのステータス性を高め、人々の心の中に「あのブランドは別格だ」という認識を植え付けます。これらの要素が総合的に判断され、ブランドピラミッドが形成されているのです。

【図解】ファッションブランド「序列」の全体像

ファッションブランドの世界に存在する序列は、一般的にピラミッド型の図で表すことができます。このピラミッドは、頂点に立つごくわずかなブランドから、多くの人が手にしやすいブランドまで、階層的に整理したものです。

ここでは、その全体像を分かりやすく表にまとめました。各階層の定義や代表的なブランドを知ることで、自分が好きなブランドや、これから手に入れたいブランドがどのあたりに位置するのか、客観的に把握することができます。

階層特徴・価格帯の目安代表的なブランド例
頂点(最高峰)歴史・格式・希少性すべてが別格。HERMÈS(エルメス)
ハイエンド世界三大ブランドやオートクチュール系。誰もが知る最高級ブランド群。CHANEL, Louis Vuitton, Dior, GUCCI, PRADA
ミドルデザイン性が高く、ファッション好きに人気。品質も非常に高い。LOEWE, BOTTEGA VENETA, Maison Margiela
エントリー比較的手が届きやすく、ハイブランド入門に最適。小物も充実。Chloé, Marni, FURLA, COACH

このピラミッドはあくまで一つの目安であり、ブランドの価値は人それぞれです。しかし、この序列を知ることは、ブランドの世界をより深く理解し、楽しむための良い羅針盤となってくれるでしょう。

ピラミッドの「頂点」に君臨するブランドとは

数あるハイブランドの中で、誰もが認めるピラミッドの頂点、つまり最高峰に君臨しているのは「HERMÈS(エルメス)」です。他の追随を許さないその地位は、圧倒的な歴史と、徹底した職人主義によって築き上げられてきました。

エルメスが別格とされる最大の理由は、その究極の希少性にあります。代表作である「バーキン」や「ケリー」といったバッグは、ただお金があるだけでは購入できません。長年にわたりエルメスの製品を買い続け、店舗との良好な関係を築いた一部の顧客だけに、紹介されると言われています。この「選ばれた人しか手にできない」という事実が、ブランドの価値を絶対的なものにしているのです。

また、その製品は、一人の職人が最初から最後まで責任を持って手掛けるという、まるで芸術品のような作り方をされています。利益や効率を追い求める現代のビジネスとは一線を画す、この揺るぎないクラフトマンシップが、エルメスを単なるファッションブランドではなく、文化的な遺産とまで言われる存在に押し上げているのです。

別格の存在「世界三大ブランド」の紹介

ハイブランドの中でも、特に「世界三大ブランド」として別格の扱いを受けるのが、「HERMÈS(エルメス)」「CHANEL(シャネル)」「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」の3つのブランドです。それぞれが異なる強みを持ち、ファッション界に君臨しています。

まず、前述の通りピラミッドの頂点に立つ「エルメス」は、職人技と希少性の象徴です。馬具工房として始まった歴史に裏打ちされた、最高品質の製品を提供し続けています。

次に「シャネル」は、創業者ココ・シャネルの革命的な思想が今も息づく、エレガンスの代名詞です。女性をコルセットから解放したジャージースーツや、リトルブラックドレスなど、ファッションの歴史を変えたアイテムを数多く生み出しました。その普遍的なスタイルは、時代を超えて女性の憧れです。

そして「ルイ・ヴィトン」は、世界最大のブランドグループLVMHの中核を担う、圧倒的な知名度とブランド力が強みです。旅行鞄から始まったその歴史は、革新を続けることで、常に時代の最先端を走り続けています。この3つのブランドは、他の追随を許さない、特別な存在感を放っているのです。

誰もが憧れる「ハイエンド」ブランド群

世界三大ブランドに次ぐ、ピラミッドの上位層を形成しているのが「ハイエンド」と呼ばれるブランド群です。多くの人が「ハイブランド」と聞いて真っ先に思い浮かべる、華やかで格式高いブランドたちがここに属します。

この階層の代表格としては、「Dior(ディオール)」「GUCCI(グッチ)」「PRADA(プラダ)」「FENDI(フェンディ)」「CELINE(セリーヌ)」「Saint Laurent(サンローラン)」などが挙げられます。これらのブランドの多くは、パリのオートクチュール(高級注文服)の伝統を受け継いでいたり、イタリアの優れた革製品の技術を背景に持っていたりと、確固たる歴史と技術力を持っています。

世界的な知名度はもちろんのこと、シーズンごとに発表されるコレクションは常に世界のファッショントレンドを牽引しています。価格帯も非常に高価ですが、バッグや財布などの革小物から、アパレル、香水まで幅広い製品を展開しており、三大ブランドよりは比較的手に入れやすいアイテムも存在します。まさに、誰もが一度は持ってみたいと憧れる、華やかな世界の象徴と言えるでしょう。

おしゃれ層に人気の「ミドル」ブランド一覧

ハイエンドブランドのすぐ下に位置し、特にファッション感度の高いおしゃれな層から絶大な支持を集めているのが「ミドル」ブランド群です。伝統や格式だけでなく、よりデザイン性や革新性が重視されるのがこの階層の特徴です。

代表的なブランドとしては、「LOEWE(ロエベ)」「BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)」「Maison Margiela(メゾンマルジェラ)」「BALENCIAGA(バレンシアガ)」などが挙げられます。これらのブランドは、クリエイティブ・ディレクターの才能がブランドの人気を大きく左右する傾向にあり、独創的でアーティスティックなアイテムを数多く生み出しています。

価格帯はハイエンドブランドよりも少し手が届きやすく、それでいて品質は非常に高いため、本物志向のファッション好きに愛されています。「わかる人にはわかる」という、少し通な魅力を持っているのもこの層のブランドの魅力です。ロゴの主張が控えめなアイテムも多く、自分の個性やスタイルを表現するためのツールとして、ファッションを心から楽しむ人々に選ばれています。

初めてのハイブランドにおすすめの「エントリー」ブランド

これから初めてハイブランドのアイテムを手にしてみたい、という方に最適なのが「エントリー」と呼ばれるブランド群です。ピラミッドの中では比較的低い位置にありますが、品質やデザイン性はしっかりしており、ハイブランドの世界への扉を開けてくれる、魅力的なブランドが揃っています。

この階層の代表的なブランドは、「Chloé(クロエ)」「Marni(マルニ)」「Jil Sander(ジルサンダー)」などです。また、近年ブランドイメージを格上げしている「COACH(コーチ)」や、手の届きやすい価格帯で人気の「FURLA(フルラ)」なども、広義のハイブランドのエントリー層と見なされることがあります。

これらのブランドの魅力は、何と言ってもその価格帯です。財布やカードケース、ミニバッグといった小物であれば、数万円から手に入れることができ、ハイブランドを持つという喜びを気軽に体験できます。

デザインも、若々しくフレッシュで、現代のトレンドを反映したものが多いため、若い世代にも人気です。初めて自分のお給料で買う憧れのバッグとして、この階層のブランドを選ぶ方も少なくありません。ハイブランドの世界への第一歩として、ぜひチェックしてみてください。

ハイブランドのピラミッドで見る各ブランドの序列と格付け

「メンズ」ファッションにおけるブランドピラミッド

メンズファッションの世界においても、レディースと同様にブランドのピラミッドは存在します。しかし、評価の基準や含まれるブランドの顔ぶれは、レディースとは少し異なる特徴を持っています。

メンズの世界では、レディース以上に「歴史」「伝統」「クラフトマンシップ」といった要素が重視される傾向にあります。そのため、スーツの仕立てに定評のあるブランドや、革製品作りの技術に長けたブランドが、序列の上位に位置することが多いです。

ピラミッドの頂点には、やはり「エルメス」が君臨します。その下に、「ディオール(メンズ)」「ルイ・ヴィトン」「サンローラン」「プラダ」といった、伝統と革新性を兼ね備えたブランドがハイエンド層を形成。さらに、イタリアの最高級紳士服ブランドである「ブリオーニ」や「キートン」、靴の王様「ベルルッティ」などは、その専門分野において別格の存在として扱われます。

ミドル層には、レディースでも人気の「ロエベ」や「ボッテガ・ヴェネタ」「メゾンマルジェラ」などが属し、デザイン性の高いアイテムがファッション好きの男性から支持を集めています。メンズのピラミッドは、ステータスだけでなく、男のこだわりや美学が色濃く反映された世界と言えるでしょう。

「レディース」向けブランドの格付けと特徴

レディース向けのブランドピラミッドは、バッグや財布といった革小物だけでなく、アパレル、シューズ、ジュエリー、香水といった、総合的なブランド力によって格付けが決まります。その序列は、いつの時代も女性たちの憧れと共に形成されてきました。

ピラミッドの頂点に立つ「エルメス」、そしてそれを追う「シャネル」「ルイ・ヴィトン」の三大ブランドの地位は揺るぎないものです。特にシャネルや、同じくオートクチュール部門を持つ「ディオール」は、単なるプレタポルテ(高級既製服)ブランドとは一線を画す、特別な格式を持っていると見なされています。

その下のハイエンド層には、「グッチ」や「プラダ」「フェンディ」といったイタリアを代表するブランドが名を連ねます。これらのブランドは、卓越した職人技と、時代を捉える革新的なデザインで、常にファッション界をリードしています。

近年では、「セリーヌ(特にフィービー・ファイロ時代)」「ロエベ」「ボッテガ・ヴェネタ」といった、デザイナーの才能によってブランド価値が飛躍的に高まった例も多く、ピラミッドは常に流動的です。トレンドや時代を映す鏡、それがレディースブランドの格付けの特徴です。

「時計」業界におけるブランド階級

ファッションブランドのピラミッドとは別に、「時計」の業界には、より厳格で専門的な階級が存在します。これは、デザイン性だけでなく、時計内部の機械(ムーブメント)を自社で製造できるか、複雑な機構を作る技術力があるか、といった専門的な基準で格付けされています。

階級特徴代表的なブランド例
世界三大時計(雲上)歴史・技術・芸術性の全てが最高峰。Patek Philippe, Audemars Piguet, Vacheron Constantin
高級実用時計の王様圧倒的な知名度、資産価値、堅牢性。ROLEX
その他雲上ブランド三大時計に匹敵する格式と技術力。A. Lange & Söhne, Breguet, Jaeger-LeCoultre
実力派マニュファクチュールデザインも技術も高い評価を受ける。IWC, ZENITH, OMEGA, Grand Seiko
ファッション系ファッションブランドが手掛ける時計。CHANEL (J12), HERMÈS (Hウォッチ), Cartier

このように、時計の世界では、長い歴史を持つスイスやドイツの専門ブランドがピラミッドの上位を独占しています。カルティエのように宝飾ブランドとして始まり、時計製造でも高い評価を得ているブランドや、シャネルやエルメスのように、ファッションブランドでありながら本格的な機械式時計を作るブランドも存在感を放っています。

「エルメス」がなぜ別格と言われるのか

ハイブランドのピラミッドにおいて、エルメスが別格の頂点として扱われる理由は、その徹底した「職人主義」と、そこから生まれる「究極の希少性」にあります。エルメスは、単なるファッションブランドではなく、文化や芸術の域に達したメゾンなのです。

その象徴が、製品の製造プロセスです。エルメスの革製品は、一人の職人が最初から最後まで、全ての工程を責任を持って手掛けます。これは、効率を重視する現代の大量生産システムとは真逆の考え方。時間と手間を惜しまず、最高の品質を追求する姿勢が、製品に唯一無二の価値を与えています。

そして、この生産方法ゆえに、製品の供給量は極端に限られます。特にバーキンやケリーといったアイコンバッグは、需要に対して供給が全く追いついておらず、お金を払っても手に入らない状況が生まれています。エルメスは、誰にでも製品を売るわけではなく、ブランドを深く理解し、長年愛用してくれる優良顧客を大切にするという、厳格な販売方針を貫いています。この「手に入らない」という事実こそが、人々の憧れをかき立て、エルメスを別格の存在へと押し上げているのです。

「シャネル」と「ルイヴィトン」はどちらが格上?

「シャネルとルイ・ヴィトンはどちらが格上なのか」という問いは、ファッション好きの間で長年議論されてきたテーマです。どちらも世界を代表する偉大なブランドであり、甲乙つけがたいのが正直なところですが、一般的には「シャネル」の方がわずかに格上、と見なされる傾向にあります。

シャネルが格上とされる最大の理由は、パリの伝統である「オートクチュール(高級注文服)」の部門を持っている点です。これは、ヴィトンにはない要素であり、ファッション界における最高の格式を持つ証とされています。また、創業者ココ・シャネルの哲学がブランドに色濃く反映されており、ファッションの歴史に与えた影響の大きさも、シャネルの格を高めています。

一方で、ルイ・ヴィトンは、売上高や企業規模で言えばシャネルを上回り、世界で最も価値のあるラグジュアリーブランドとして知られています。その圧倒的な知名度とブランド力は、他の追随を許しません。

結論として、ビジネス的な成功や知名度ではルイ・ヴィトン、ファッションの歴史や格式という点ではシャネル、と評価軸によって見方が変わります。しかし、専門家や古くからのファンの間では、シャネルの持つ芸術性や伝統を重んじ、格上と捉える声が多いようです。

移り変わるブランドの「歴史」と力関係

ハイブランドのピラミッドは、決して固定されたものではありません。それは、時代や社会の変化、そして何よりも一人の天才的なデザイナーの登場によって、常に移り変わり、力関係が変動していくダイナミックなものです。

その最もわかりやすい例が、デザイナー交代によるブランドの浮沈です。例えば、かつて少し古風なイメージだった「グッチ」は、アレッサンドロ・ミケーレというデザイナーの登場で、一気に若々しくアーティスティックなブランドへと生まれ変わり、ピラミッドの序列を駆け上がりました。同様に、「バレンシアガ」がデムナ・ヴァザリアによってストリートの王様になったり、「セリーヌ」がフィービー・ファイロによって知的なミニマリズムの象徴になったりと、デザイナー一人の才能がブランドの運命を大きく左右するのです。

また、SNSの普及も力関係の変化に影響を与えています。かつては雑誌広告が中心でしたが、今ではインスタグラムやTikTokでの「バズ」が、ブランドの知名度や人気を瞬時に押し上げる力を持っています。

このように、ブランドの序列は、守るべき歴史や伝統と、時代を読み解く革新性の、絶え間ないせめぎ合いの中で常に揺れ動いているのです。

【2024年最新版】注目ブランドとピラミッドの動向

2024年現在、ハイブランドのピラミッドに最も大きな影響を与えているトレンドが、「クワイエット・ラグジュアリー」の台頭です。これは、大きなロゴでブランドを主張するのではなく、上質な素材と完璧な仕立て、洗練されたデザインで、静かにその価値を語るスタイルのことを指します。

この流れを受けて、今、ピラミッドの中で序列を上げているのが、「LOEWE(ロエベ)」や「BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)」、そして知る人ぞ知る最高級ブランド「The Row(ザ・ロウ)」や「Loro Piana(ロロ・ピアーナ)」などです。これらのブランドは、これ見よがしではない本質的な豊かさを求める、成熟した消費者の心を見事に掴んでいます。

また、サステナビリティ(持続可能性)への関心の高まりも、ブランドの評価を左右する重要な要素になっています。環境に配慮した素材選びや、職人の技術を守る取り組みなど、社会的な責任を果たすブランドへの評価が、今後ますます高まっていくでしょう。

これからのブランドピラミッドは、単なる価格や知名度だけでなく、ブランドが発信するメッセージや哲学が、その序列を決定づけていく。そんな新しい時代に突入しているのです。

ハイブランドのピラミッド まとめ

  • ハイブランドのピラミッドは、歴史・格式・価格などから形成された暗黙の序列です。
  • ブランドの格付けは、公式ではなく市場の評価によって自然に生まれます。
  • ピラミッドの頂点に君臨するのは、別格の存在である「エルメス」です。
  • 「エルメス」「シャネル」「ルイ・ヴィトン」は、世界三大ブランドと称されます。
  • 階級は主に「頂点」「ハイエンド」「ミドル」「エントリー」に分けられます。
  • メンズ、レディース、時計など、ジャンルによってピラミッドの構成は異なります。
  • 時計業界では、パテックフィリップなどの専門ブランドが頂点に位置します。
  • 「シャネル」はオートクチュール部門を持つことから、ヴィトンより格上と見なされることがあります。
  • ブランドの序列は、デザイナーの交代や時代のトレンドによって常に変動します。
  • 2024年のトレンドは、ロゴを主張しない「クワイエット・ラグジュアリー」です。
  • この流れを受け、「ロエベ」や「ボッテガ・ヴェネタ」などの評価が高まっています。
  • ブランドの歴史や背景を知ることで、ファッションをより深く楽しめます。
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