シャネル ボームエサンシエルの色選び｜人気色の違いとおすすめの使い方まで紹介

シャネルのボームエサンシエルは、肌に濡れたようなツヤをプラスできるスティックハイライトとして、多くの人に愛されている名品です。ただ、初めて選ぶときにはどの色が自分に合うのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。とくに色選びは、パーソナルカラーや肌質、季節のメイクに合わせて考える必要があり、失敗したくないポイントのひとつです。

このページでは、シャネルのボームエサンシエルの色選びを中心に、人気色の違いやそれぞれの特徴をわかりやすく紹介していきます。トランスパランやスカルプティング、リラ、ペルルセント、限定色のマーメイドグロウまで、各カラーの印象や使い方の工夫、肌タイプ別のおすすめも徹底的に解説。さらに、化粧直しや初心者向けの使い方も紹介するので、メイクが得意でない方でも安心です。

季節ごとの人気カラーや再販情報まで網羅しているので、色選びに迷っている方はもちろん、すでに1本持っている人の買い足しの参考にもなるはずです。自分にぴったりのカラーを見つけて、もっとツヤ肌を楽しんでみませんか？

シャネル ボームエサンシエルの色選びで失敗しないコツ

トランスパランの透明感と印象

シャネルのボームエサンシエルの中でも、とくにナチュラルなツヤを求める人に人気なのが「トランスパラン」です。見た目はほんのりピンクっぽく見えるのですが、肌にのせるとほぼ無色で、光だけをプラスするような自然な仕上がりになります。このカラーはラメやパールが入っていないため、肌の内側からうるおっているような“水光肌”を演出してくれます。

目立つ色ではないので、チークやアイメイクの邪魔をせず、どんなメイクにもなじみやすいのが特徴です。とくにすっぴん風のメイクや、ナチュラルな抜け感を出したいときにぴったり。どこにでも使える万能さも魅力で、頬やまぶた、鼻筋などにさっとのせるだけで、顔全体に透明感が生まれます。

また、田中みな実さんが鎖骨や肩にこのカラーを使っていることでも話題になりました。顔まわりだけでなく、デコルテなどのボディに使うのもアリ。ノーファンデ派や、厚塗りしたくない方にもおすすめです。

目立たないけれど確実に印象を底上げしてくれる、そんな“引き算の美しさ”を叶えてくれるカラーがトランスパランです。

スカルプティングのサテン感と立体感

スカルプティングは、ボームエサンシエルのなかでもツヤにしっかりと存在感があるタイプです。ほんのりパールが入っていて、肌にのせると自然な光を集めてくれるので、ツヤだけでなく立体感も演出できます。パウダーハイライトのようにギラつきすぎず、あくまでしっとりとしたサテンのような光沢なので、上品さを求める方にもぴったりです。

このカラーは顔の中でも高く見せたい部分、たとえば頬骨や鼻筋、唇の山に少量なじませると、キュッと引き締まったような顔立ちになります。少し大人っぽい雰囲気や、洗練された印象を出したいときにはとても便利です。

メイク全体がぼやけがちな方や、顔ののっぺり感を解消したい方におすすめです。特に濃いめのアイメイクやリップともバランスがとりやすく、派手すぎないのに華やかに仕上がるところもポイントです。

しっかりめのツヤを足したいけど、パールやラメが目立ちすぎるのは苦手という方にとって、スカルプティングはちょうどいい落ち着きと華やかさのバランスが取れたカラーです。

リラが与える透明感とくすみカバー

リラは見た目はラベンダー色ですが、実際に肌にのせるとほんのりパープルが広がり、やさしく透明感を引き出してくれます。くすみが気になるときや、肌がどんよりして見える日に使うと、一気に明るくなったような印象になります。ラベンダーカラーは、ブルベ肌だけでなく、イエベ肌にもなじみやすい絶妙な発色なので、幅広い人に使いやすいのも魅力です。

とくに効果を感じるのは目の下や頬骨のあたり。朝の疲れた顔でも、リラをサッと入れるだけで血色感というよりも“透け感”が加わり、メイクに透明感のレイヤーが生まれます。ファンデーションの仕上がりが重たく見えてしまうときにも、このカラーを重ねると軽やかさがプラスされて、こなれた印象になります。

また、細かなパールが入っているので、光をやわらかく反射してくれるのも特徴です。肌の凹凸を自然にぼかしてくれるため、目元のくすみや小じわを目立たせずにツヤをプラスできます。

冬の重たい服やダークトーンのメイクとあわせても、リラの淡い輝きが抜け感を出してくれるので、季節を問わず活躍します。

ペルルセントの大粒ラメと輝き

ペルルセントは、ボームエサンシエルのなかでもとくにラメ感が強いタイプで、ひと塗りで華やかな印象をつくることができます。見た目は白っぽいですが、実際に肌にのせるとほとんど透明で、プラチナのような寒色系のラメがきらめきます。しっかりめのツヤを求める人や、イベントや夜のお出かけメイクにぴったりです。

このカラーは光を強く反射するため、頬の高い位置やまぶたに入れると顔全体がパッと明るくなります。また、涙袋や唇の山に少量のせても立体感が出て、顔にメリハリがつきます。ラメが大きめなので、ベースメイクを薄く仕上げた上に重ねると、抜け感のある今っぽいツヤ肌になります。

華やかだけど派手すぎず、透明感をまとったような肌に仕上がるので、ドレスアップしたい日や特別な場面にも重宝します。スティックをそのまま使うより、指で少しずつ取ってポンポンとのせると、ラメがより均一に広がります。

ラメ好きにはたまらない、きらきら感を主役にしたい人に最適な一本です。

マーメイドグロウの多幸感と血色感

マーメイドグロウは、限定カラーとして登場したなかでも特に人気が高い色です。コーラル系のやさしいピンクベージュに、ゴールドやピンクの細かなラメがたっぷり入っていて、肌にのせるとほんのり血色感がにじみ出るような仕上がりになります。明るさと温かさがミックスされたような印象で、顔全体に多幸感を与えてくれます。

実際に使ってみると、見た目よりも色は控えめで、ツヤと輝きがメインに感じられます。そのためチークのように頬にのせても自然ですし、目元や唇の上にちょこんとのせてもメイクに統一感が出ます。黄みがあるカラーなので、イエベの方にはとくになじみがよく、肌がいきいきとして見えます。

華やかだけど派手すぎず、ナチュラルだけどさりげなく盛れる。そんなちょうどいい存在感が、マーメイドグロウの魅力です。カジュアルなファッションにも、フェミニンなスタイルにも合わせやすいのもポイントです。

限定とはいえ、再販されることもあるので、見かけたときはぜひ手に取ってみてください。

パーソナルカラー別のおすすめ色

シャネルのボームエサンシエルを選ぶときに参考になるのが、パーソナルカラーによる色選びです。自分の肌の色味に合ったカラーを選ぶことで、より自然に、そして魅力的に仕上がります。ここでは大まかにイエベ春・イエベ秋・ブルベ夏・ブルベ冬の4タイプに分けて、相性の良い色をご紹介します。

パーソナルカラー	おすすめカラー	特徴
イエベ春	マーメイドグロウ	血色感とツヤが自然に出る
イエベ秋	スカルプティング	深みと落ち着きのある輝き
ブルベ夏	リラ	透明感と柔らかさを演出
ブルベ冬	ペルルセント	冷たく澄んだ印象を強調

たとえば、イエベの方にはゴールド系やあたたかみのある色が似合いやすく、マーメイドグロウやスカルプティングがおすすめです。逆にブルベの方は、ラベンダー系や寒色系のラメが得意なので、リラやペルルセントの方が肌になじみます。

自分がどのタイプかわからない場合は、手のひらの色や血管の色、よく褒められる服の色などをヒントにすると見つけやすいです。色選びに迷ったら、パーソナルカラー診断を軽くチェックしてみるのもいいですね。

肌タイプ別の適した選び方

ボームエサンシエルは肌に直接なじませて使うアイテムなので、自分の肌質に合ったカラーや使い方を選ぶことが大切です。肌タイプごとに相性の良い特徴を知っておくと、失敗が少なくなります。

まず乾燥肌さんには、保湿力の高いこのアイテムがぴったりです。とくにリラやトランスパランは、粉っぽさがまったくなく、肌にうるおいをプラスしながらツヤを与えてくれます。朝だけでなく、夕方の乾燥対策としてお直しにも使えるのが便利です。

一方で脂性肌さんの場合は、使う範囲や量に注意が必要です。スカルプティングやペルルセントのようなツヤ強めのカラーは、広範囲にのせるとテカリに見えやすくなることもあります。そんなときは、指で少量を取り、頬の高い位置や目元など、狭い範囲にピンポイントで使うのがおすすめです。

混合肌の人は、乾燥するところにはリラやロゼを、皮脂が出やすいTゾーンにはトランスパランを使うなど、部位ごとに使い分けると、バランスのよい仕上がりになります。

肌質に合わせて上手に取り入れれば、どんな肌タイプでもきれいなツヤを楽しめます。

季節ごとの人気カラー

シャネルのボームエサンシエルは通年使えるアイテムですが、季節ごとに似合うカラーや使いたくなる色味は少しずつ変わってきます。季節に合った色選びをすると、肌やファッションとの相性もよく、メイク全体の完成度がぐんと高まります。

春に人気なのは、明るくあたたかみのあるマーメイドグロウやロゼのような血色系のカラー。ふんわりした花や新緑と相性がよく、肌にフレッシュな印象を与えてくれます。

夏は汗や皮脂が気になる時期なので、軽やかでクリアな印象のトランスパランが活躍します。水光肌のようなツヤを出しつつ、ベタつき感がないのがうれしいポイント。顔の一部にポイント使いするだけで、涼しげな印象がつくれます。

秋は少し深みのある色が合う季節。スカルプティングのような落ち着きのあるパール感が、しっとりとした秋の雰囲気にぴったりです。ブラウン系のメイクとも相性がいいです。

冬は透明感を足したくなる季節。くすみがちなお肌には、リラやペルルセントのような明るくて寒色系のカラーがぴったり。乾燥しやすい時期なので、保湿も兼ねて使えるのが便利です。

イエベ春向けのカラー選び

イエベ春タイプの方は、明るくてあたたかみのある色が似合う肌の持ち主です。そんな肌には、ほんのり血色感をプラスできるようなコーラル系やゴールド系のハイライトがぴったり。シャネルのボームエサンシエルなら、「マーメイドグロウ」や「ロゼ」が特におすすめです。

マーメイドグロウは限定色ではありますが、コーラルピンクとゴールドラメがミックスされたカラーで、春らしいやさしさとツヤを自然に引き出してくれます。肌なじみがよく、派手すぎず、日常使いしやすいところもポイントです。ロゼも同様にほんのりピンクみがあり、イエベ春の肌にナチュラルな血色感を加えてくれます。

イエベ春タイプは、青みやパープルが強い色を選ぶと肌がくすんで見えることがあるので、「リラ」や「ペルルセント」のような寒色系は控えめに使うのがコツです。どうしても使いたいときは、少量をポイントで入れるようにするとバランスよく仕上がります。

明るくヘルシーな印象を活かすには、肌のトーンになじむカラーを選んで、自然なツヤを楽しんでください。

ブルベ夏に合う色の特徴

ブルベ夏タイプの方は、やわらかくて透明感のある肌色を持っているのが特徴です。青みがかった色や淡いパステル系が肌になじみやすく、顔色を明るく見せてくれます。そんなブルベ夏さんにおすすめなのが「リラ」や「ペルルセント」といった寒色系のカラーです。

リラはほんのりラベンダーがかった色味で、くすみを飛ばしながらも、肌にスッと溶け込むようなツヤを与えてくれます。特に、目の下や頬骨まわりにのせると、肌がパッと明るくなり、疲れた印象をやわらげてくれます。軽やかな印象を演出したいときにぴったりです。

ペルルセントは、透明感のあるホワイトベースにプラチナのような大粒のラメが入った華やかなタイプです。顔の立体感を出したいときや、少し特別感のあるメイクにしたいときに使うと、ブルベ肌のクリアな質感が引き立ちます。

逆にイエローやオレンジ系が強いカラーは、顔が重たく見えたり、くすんでしまうことがあるので注意が必要です。ブルベ夏の方は、やさしく光をまとえるカラーを選ぶのがポイントです。

限定色の選び方と再販情報

シャネルのボームエサンシエルには、定番カラーのほかにシーズンごとに登場する限定色もあります。これらは数量限定で販売されるため、タイミングを逃すと手に入らないこともありますが、その分、特別感やレア感が高く、コレクター人気もあります。

限定色を選ぶときは、まず自分がすでに持っているカラーとの違いを意識するといいでしょう。たとえば「マーメイドグロウ」のようなコーラル系の限定色は、定番にはない温かみや華やかさが特徴です。普段使いしやすいカラーか、それともイベント用か、自分の使い方に合わせて選ぶと後悔がありません。

また、限定色は発売後すぐに完売してしまうことも多いため、発売時期をチェックしておくことが大切です。シャネルの公式サイトや百貨店のブランドページ、またSNSなどで事前に情報を得ておくと安心です。

過去の限定色が再販されることもあります。特に人気が高かったものは、年をまたいで復活するケースもあるので、気になるカラーがある場合は「再入荷通知」や「再販情報」などを活用しましょう。

一期一会の出会いを楽しむのも、限定カラーの魅力です。

シャネル ボームエサンシエルの色選びに役立つ使用例と口コミ

ツヤ感を活かす使い方の工夫

ボームエサンシエルの最大の魅力は、肌に自然なツヤ感を与えられるところです。でも、ただ塗るだけではその良さを十分に引き出せないこともあります。ツヤをきれいに見せるには、少しの工夫がポイントになります。

まず大切なのは塗る量。スティックを直接肌にぐりぐり塗ってしまうと、厚塗りになってヨレやすくなってしまいます。とくに夏場や脂性肌の人には要注意です。指で少量を取って、肌にポンポンと軽くなじませるのがコツです。頬骨や目頭、唇の上など、光が当たる高い位置にちょんと足すだけで、顔全体がいきいきとして見えます。

また、ファンデーションとの相性も考えて使うと、仕上がりがより自然になります。パウダーファンデよりもリキッドやクリーム系のほうがなじみやすく、ツヤがよく映えます。ツヤをしっかり残したいなら、ハイライトをのせた部分にはパウダーを重ねないのがポイントです。

ツヤを入れすぎるとテカリに見えてしまうこともあるので、全体ではなく“点”で入れるよう意識してみてください。メリハリのある自然な立体感が生まれます。

スティックハイライトの塗る順番

ボームエサンシエルのようなスティックタイプのハイライトは、手軽に使える反面、タイミングを間違えるとファンデーションがヨレてしまうことがあります。きれいに仕上げるためには、塗る順番を意識することがとても大切です。

基本的におすすめの順番は、ベースメイクが完成した最後にハイライトを重ねる方法です。化粧下地やファンデーション、コンシーラーをすべて仕上げてから、ボームエサンシエルをポイントでのせると、ツヤがしっかりと際立ちます。その後にパウダーを使う場合は、ツヤを残したい部分は避けて軽く仕上げるようにしましょう。

一方で、夏場やツヤが強く出すぎるのが苦手な方は、ファンデーションの前に仕込む方法もあります。先にツヤを入れて、その上から薄くファンデーションを重ねることで、よりナチュラルな仕上がりになります。これは“内側からにじむようなツヤ”を出したいときに効果的です。

どちらの方法も間違いではないので、季節や肌質、仕上がりの好みによって使い分けると便利です。自分のベースメイクとの相性を見ながら、塗る順番を工夫してみましょう。

メイク初心者向けの使い方

メイクにまだ慣れていない方でも、ボームエサンシエルは使いやすいアイテムとしてとてもおすすめです。なぜなら、スティックタイプで直感的に使えますし、濃すぎる発色ではないので、失敗しにくいからです。とくにトランスパランやリラのような淡いカラーは、肌にのせても派手にならず、自然にツヤを出してくれます。

初心者さんにまず試してほしいのは、「指で取ってからつける」方法です。スティックを直接肌に当てるよりも、指に少量とってからポンポンとのせたほうが、厚塗りにならず失敗もしにくくなります。頬の高いところや鼻筋、目の下の三角ゾーンなど、光が当たる部分を意識して使ってみてください。

また、鏡で見て“ちょっと物足りないかも”と思うくらいの量でちょうどいいです。ツヤは光の角度によって見え方が変わるので、付けすぎないことがポイントになります。メイク直しとして持ち歩いて、乾燥が気になる部分にちょっと足すという使い方もアリです。

ナチュラルに見せたいけど、どこか垢抜けたい。そんな気持ちに応えてくれるのがこのアイテム。初めてのハイライトにぴったりです。

化粧直しでの効果的な使い方

ボームエサンシエルは、朝のメイクだけでなく、外出先での化粧直しにもとても便利なアイテムです。スティックタイプでコンパクトなので、ポーチに入れて持ち歩きやすく、鏡を見ながらさっと使えるのが魅力です。とくに乾燥によるメイクのくずれや、ツヤがなくなったときのリフレッシュにぴったりです。

効果的に使うには、まずティッシュやあぶらとり紙で軽く皮脂を押さえてから使うのがポイントです。いきなり上から重ねると、テカリと混ざってしまい、ベタついて見えることがあります。清潔な指に少しだけ取って、頬の高い位置や目元など、ツヤを復活させたい部分にだけポンポンとなじませましょう。

また、乾燥が気になる部分には、保湿目的で軽く仕込むのもおすすめです。たとえば夕方に粉っぽくなりがちな目の下や口まわりなどに、ほんの少し塗るだけで肌がうるおって見えるようになります。ファンデーションを重ねずにツヤを戻せるので、時間がないときでも便利です。

ベースメイクを直さずに肌をきれいに見せたいとき、このアイテムが1本あるととても心強い存在になります。

シャネル ボームエサンシエルの色選びまとめ